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        ウェールズ、そしてイギリス全般の旅の個人的な感想や体験、雑談を紹介していきます。             ウェールズ情報関係は本館「WALES-CYMRU」も参考になさってください。

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イギリスのおみやげ物でどうしても謎なものがあります。
それは、指ぬきです。陶器でできていて、指先にすっぽりかぶせる形の、高さにして5センチくらいのものです。
形はどれも同じようなものですが、どこへ行っても「○○みやげ」として売っていて、その土地の名物と言える風物や人物と地名が描かれていたりします。
そういう意味では日本のどこの観光地に行っても売っているキーホルダーやミニちょうちんと発想は同じですよね。
だから、そうやって土地ごとにデザインだけ違えて売っている定番みやげというのは理解できるのですが、謎なのはなぜ指抜きでなければいけないか、なんです。イギリス人にとって、指ぬきがおみやげとして成立するどんな背景があるのか…?
たいていの場合、そうやって買ってきた各地の指ぬきは指ぬきとして使うのではなく棚にきれいに並べて飾るもののようですし。
もう一つの定番みやげはリネンのティータオル。これはさらにお手頃価格で畳んで持ち帰れる便利アイテムです。これもその土地の名物が印刷されていて、日本では廃れてしまったみやげ、「ペナント」に似た感じですね。(知らない世代の方、ごめんなさい)
こちらは私もつい買ってしまったことがあります。しまいこまずに、ちゃんと台所で使ってます。ふきんとしてではなく、トースターのほこりよけカバーとして。(笑)
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一人旅をしながら、暇な時のために行く先々でペーパーバックを買っては読んでいたのですが、その中に「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」がありました。
これが分厚くてなかなか手こずりましたが、なんとも不思議な雰囲気に浸りつつとても楽しく読みました。
しかし、私はその物語が実在の土地を舞台にしていることを知らなかったんです。
イングランドのウィンチェスターの近くの小さな村のユースホステルに泊まって、私は何も気づかずにその田園地帯を歩き回って・・・そして日本に帰ってから気づいてしまいました。
まさにそこがウォーターシップワールドだったことに。
く、悔しさ倍増!
ヘイズルたちがくぐった鉄道も通ったし、ボートで追っ手から逃れた川も渡ったんですよ~。その現場よりは少し下流でしたが。
その時にわかっていたら、もう少し足を伸ばしてウサギ穴探しに出かけていたのに。
本に載っていた地図をちゃんと見ておけばよかったんですね。
今はそのユースホステルも閉鎖されてしまったし、再び行く機会があるかどうか。
でも、ウォーターシップ・ダウンの本は今も手元にあります。買ったのはスコットランドのInverness。
遠い旅だったんですねえ。
こういうことはないと思いますが、イギリスで誰かに誘拐され、目隠しをされてどこかに連れ去られたとします。
しかし隙を見て逃げ出すと、そこはどこかの田舎。羊がたくさんいますが人間は見当たらない。
ここは、どこ? …となった時に、そこがウェールズだとわかる方法があります。
羊のしっぽです。しっぽが短かければイングランド、長く垂れていたらウェールズです。
イングランドでは、羊のしっぽは生まれて間もなく短く切られてしまいます。その近くから出て来る汚れ物が毛につかないように。
でもウェールズはそのままにしておくので、大きくなっても長いまま。
だから、周囲を見渡して、そこにいる羊のしっぽをよく見ればいいのです。
ちなみに、日本の場合はどうかというとやはり短くしてしまいます。
なので、短いしっぽだった時は、そこはイングランドかもしれないし、いつの間にか日本まで運ばれていたのかもしれない、ってことになりますね。
2~3月のいわゆるシーズン前にウェールズに行くと、そのシーズンに間に合うように観光地でもそれ以外でもせっせと準備しているのに出会います。
その一つに道路の整備、というのがあるのですが、以前書いた石垣とは別に、中央分離帯のような所に植えたばかりの苗木が規則正しく並んでいるのを見かけます。
アングルシー島の道路で見たのは、苗木がどれも白いビニールパイプみたいなものと一緒に植えられていて、伸びてきた先だけがパイプの上からちらっと覗いているのがとても不思議で。
地元の方に聞いてみたら、あれは鹿が苗を食べちゃわないように、なんだそうで。
すごい。鹿! それは予想しなかった。アングルシー島は人口こそ多くないものの鹿が住んでいるようには全然見えないんですよ。住宅地と農地がこもごもあるばかりで山も森もないし。
さすがにスコットランドみたいに道路標識に「鹿の飛び出しに注意」なんてのはないですが、ここまで面倒な作業が必要なくらい鹿がいるのか、と驚いてしまったというわけです。
子供が小さかった時の旅で、移動中などに退屈しない工夫の一つとしてパズルをさせてました。
迷路や間違い探しあたりから始めて、学校に入ってからはクロスワード系のものとか。
日本からガイドブックなどの本は持って行かないことにしているので、だから雑誌の薄いのを、必要なページだけ外して持って行ったりしていたんですが、もっといい方法がありました。
イギリスに着いてから、パズル雑誌を買えばよかったんです。
なにしろパズル大国です。大人用のはもちろん、子供向けのパズル雑誌もすぐに見つかります。
英語がわからなくても解けるパズルを選んでけっこう楽しんでいました。
私は数独が好きだったので持って行ったことがあったのですが、これをイギリス人に教えたらはまるだろうな…って思ったものです。
そしたら! ここ数年のイギリスの数独ブームはどうでしょう。
こんなことなら、もっと早く教えておけばよかった…なんて、今になって言ってもただの負け惜しみですね。


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