ウェールズ、そしてイギリス全般の旅の個人的な感想や体験、雑談を紹介していきます。
ウェールズ情報関係は本館「WALES-CYMRU」も参考になさってください。
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旅行中にコンサートというのは私の旅ではなかなか時間的に難しいのですが、意外に手軽な方法があります。
それが教会のコンサートです。ロンドンでは2回、運良く出会って楽しみました。 1回は、トラファルガー広場に面した有名な教会。実はそこの地下のブラスラビングのために訪ねたのですが、上の教会から音楽が流れてくるので覗いてみたら、ビバルディの「四季」のリハーサル中だったんです。翌日にこの教会で本番があったらしく。 教会というと合唱曲かオルガン演奏かと思いきや、ちゃんと器楽演奏で。プログラムには他の曲もあったのですが、その時聴いたのはたまたま「四季」の「夏」でした。 他にもタウン情報の冊子を見てわざわざ出かけた教会コンサートもありました。大昔のことなので教会の名前も演奏曲も忘れちゃいましたが。 音響効果は抜群なので、教会で聴くクラシックはなかなか聴きごたえあると思いますよ。 PR
観光局が製作して配っている宿の案内パンフレットで、とんでもないものを発見したことがあります。
幽霊の出る宿の紹介があったんです、その中に、当然のように。 イギリス各地のINNの宿ばかりまとめてあるパンフレットで、まあ、普通通りに住所とか料金とか部屋の設備とか書いた後にそれぞれの特徴が書き添えてあるんですが、料理自慢です、とか、地ビールがたくさんあります、とかと同じ調子で、幽霊が出ます、って書いてある宿があるんです。それも、いくつも。 それってつまり、売り込みポイントのはずですよね。ビールにつられて泊まる人がいるのと同じに、幽霊が出るなら行ってみようか、という人が少なからずいるってことになりませんか? 私は、自分が泊まった村に、そういう幽霊宿があったことを後で知って、そこに泊まらなくてよかった…と心から思いましたね。 しかもそこは、灰色の貴婦人と呼ばれるフレンドリーな幽霊です、なんて書いてあって。フレンドリーって、そんな…。 おどろおどろしく書いてあるところもたまにありましたが、たいていはこんな調子で気軽に自慢しているんですよね。呆れました。
もちろんサンドイッチ伯爵と言えば、サンドイッチの語源となったことで世界中にその名を知られる人ですが、関連資料をいろいろと調べてみると、かなり恐ろしい噂がいろいろと飛び出してきました。
サンドイッチのエピソードで出て来るキーワードに「ギャンブル好き」というのがありますね。トランプに夢中になって食事の時間を惜しみ、サンドイッチなるものを作らせた、という。 そのギャンブル好きという言葉には実はそれ以外にもいろいろと評判のよくない趣味が含まれていたんですね。 当時の政府で要職にあった大物政治家でもあった彼ですが、怪しげなクラブ活動(部活ではありません)をいくつも主催し、非合法的なことにも手を染めて…などなど。 まあ、これ以上はここでは触れませんが、代わりにこれ以外のトリビアを2つ。 この4代目サンドイッチ伯爵の子孫11代目サンドイッチ伯爵は、現在、「サンドイッチ伯爵のサンドイッチ」というブランドでサンドイッチの会社を運営している、という話。 もう一つはもっと有名ですが。ハワイは、昔、サンドイッチ諸島という名前だった、という話。キャプテン・クックがその航海の予算を組んでくれた4代目サンドイッチ伯にちなんでその名前を付けたんですね。現地語のハワイになってよかったよかった。
ウェールズと言えば竜。国旗も赤いドラゴンが描かれていて、観光していてもマスコットとなったドラゴンのキャラクターや、ドラゴンの柄のグッズがあふれています。
なぜウェールズと言えばドラゴンなのか、というのは、昔、戦の時の旗じるしとして使ったからと聞いたことがあるのですが、そこで一つ不思議に思ったことがあります。 ドラゴンと言えばキリスト教の観点からすると怪物であり悪魔の象徴であり、善に倒される敵として扱われますが、こうして見ていると、ここでは自然の神秘と力を表わすものであり、グロテスクな形の中に畏怖と同時に憧れのようなものも込められているとすれば、これはつまり、西洋の竜というより、東洋の竜に近い存在ではないかと思うわけです。 泊まった宿に、その町を描いた絵地図が飾られていて、その町を囲む深い山と谷のちょっとしたすみっこに、リアルなドラゴンが潜んでいたんですよ。ドラゴン、ここに棲む…という添え書きもあって。 ここに道路があって、駅があって、町並みがあって、でもそのすぐそばの山の中にはドラゴンが棲んでいる、と。 現実と伝説がそんな不思議な近さで共存している土地なんだなあ、と、その絵地図を見ながら変に納得したのでした。
サイト本館にもバスのページを作っていますが、ウェールズでは本当にバスにお世話になりました。
その分、鉄道があまり便利でないということもあるのですが、なにしろバスの楽しさに目覚めさせてくれたという意味では恩人です、ウェールズのバス。 ロンドンと言えば2階建てバス、2階建てバスと言えばロンドン、というイメージが強いですが、実は2階建てバスはイギリス各地で走っています。 むしろ、地方のほうがバスのサイズや種類はいろいろあって楽しいです。 北ウェールズで見るのはこの2階建てバスの他に、1階の大きなバス(観光バスサイズ)、普通の路線バスのやや小さめのサイズ、そして、マイクロバスサイズ、などなど、路線別でもなく会社別でもなく、ある意味気分次第でまちまちのものが走っています。 私が好きなのは、この小さいバス。なんだかとても家族的な近さがあって、運転手さんと話が弾むこともしばしば。 にこにこと穏やかに話していた運転手さんが、走り始めるとものすごい勢いでスピードを上げてそのギャップにびっくりしたり。 ただ、そのおかげか、バスの時刻はおおむね正確でした。 でもそれにしても、カーブの多い、山の中の細い道を猛スピードで走って時間通りに着くよりも、もう少し安全に走ってくれるほうが嬉しいんだけど…。 |
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