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        ウェールズ、そしてイギリス全般の旅の個人的な感想や体験、雑談を紹介していきます。             ウェールズ情報関係は本館「WALES-CYMRU」も参考になさってください。

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イギリスを個人旅行していて、もれなくお世話になるのがイギリスが誇る(べきだと思います)ツーリスト・インフォメーション。
たぶん公営だと思うんですが、とにかく全国にくまなく配置されていて、観光地はもとより、意外なくらい小さい村なんかにもあって至れり尽くせり。
その名の通り、旅行者が利用する情報センターですが、重宝するのは何よりも宿探しです。
その地元で登録してある宿泊施設を、B&Bやゲストハウスから、大小のホテル、セルフケータリング(貸し別荘みたいなもの)その他いろいろ、ニーズに応じて探して斡旋してくれるばかりか、宿泊交渉もしてくれるんですね。これは、慣れない所にやってきた外国人にはとても頼りになる存在です。
私たちの場合は、まずは予算を言って、何泊するか、鉄道やバスで行けるか、などで決めてもらいます。予算はほとんど最低レベルを言うので、自動的にB&Bになるんですけどね。
また、近年はオンライン化が進み、それ以前からあった「ブック・ア・ベッド・アヘッドBook A Bed Ahead」システムがますます便利になりました。
つまり、ある町の「i」で、別の町の宿泊の予約ができるんです。移動時間の関係で宿泊地に着くのが遅くなりそうな時など、出発前に最初の町の「i」で次の町の宿を頼めるというシステム。
これは、旅のルートをその日その日の気分で決める私たちには欠かせないものです。
唯一、ロンドンの「i」だけはちょっと不具合があって、それ以来、別の町の宿は頼まないことにしていますが。
とにかく、感謝してます。どんどん使いましょう。「i」。
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エジンバラに行った時のことですが、みやげもの屋さんにあるスコットランドグッズの中に国旗がたくさんありました。もちろんスコットランドの国旗です。
他に一緒に並んでいたのはアイルランドの国旗。
でも、イングランドの国旗はどの店にもありませんでした。ウェールズの国旗はあるところとないところとありましたが。あ、それとユニオンジャックも。
これは、スコットランドのイングランド嫌いから考えるとしかたないところだと思うんですが、逆に実感したのが、スコットランドとアイルランドのつながりです。
同じゲール系の血筋だからでしょうか。ほとんど家族という感覚かもしれません。
それで言うとウェールズは一応親戚。遠い親戚って感じでしょうね。同じケルトの仲間だけれど、こちらはブリトン系ということで。
サッカーの代表戦でも、スコットランドの人たちはアイルランドを応援してました。
旅行中にどうしても困ることの一つにトイレ探しがあります。
初めて行く町なんてなると、どこに何があるやら、ですよね。
人が歩いていれば聞くこともできますが、どちらにしても苦労します。
そこで、一つのめやすとして、町の公営駐車場というのがあったら、そこに必ずと言っていいほど公衆トイレがあるので、それを利用するといいですよ。
通りの案内でも、駐車場ははっきり書いてあるものですし。
・・・と、とある町のツーリスト・インフォメーションのお姉さんに教わったのでした。
私の初めてのウェールズはカーディフでした。カーディフ城で屋外ライブがあるというので、旅行中にチケットを入手して出かけて行ったんです。
開門を待つ列がお堀をぐるっと取り巻いてて、私も一人でその列に並んでいたのですが、周囲はもちろん若い人たち。私のすぐ前に同じ年頃の女の子が二人で並んでいて、ちょっと話をしたりしているうちに、自分たちが手にしていた茶色の紙袋を差し出して「食べる?」と勧めてくれたんですが、中にあったのは生のニンジン!
からかわれてるのかと一瞬思ったのですが、その二人もニンジンを出してそのままかじり出したので、本気だ~と驚きつつ私も真似して食べました。
大昔の話なので、今のカーディフのお嬢さんたちはやらないのかもしれませんが、カルチャーショックというのは、突然襲ってくるものだと思い知った瞬間でした。
イギリスを旅行していて思い知るのは、イギリス人って、歩くのが好き?ってことですね。
好きなら好きで別に構わないのですが、道を聞いた時なんかに「歩いてすぐだよ」って言われて、本当にすぐだったことなんて一度もないのは困りものです。
もっと具体的に「3分くらい」「10分くらい」なんてのも絶対その倍くらいかかる。
見ていてそんなに早く歩いているようでもないから、これはひょっとして、歩くのが好きな彼らには実際の時間より短く感じてしまうのかな、と思うわけです。
一般の人だけでなく、インフォメーションの人も同様です。
B&Bの予約を頼んで、道順を教わって宿に向かう時もこの「歩いてすぐ」にひっかかります。
まあ、旅行を続けているうちに自分もいつの間にかこの不思議な歩き感覚に馴染んでしまうのかもしれません。時差ぼけが少しずつ消えていくのと反比例して。


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