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        ウェールズ、そしてイギリス全般の旅の個人的な感想や体験、雑談を紹介していきます。             ウェールズ情報関係は本館「WALES-CYMRU」も参考になさってください。

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ウェールズを初めとして、地方へ行って野山をウォーキングするのを楽しみにしている私ですが、そんな時に最大の敵となるのがイラクサです。
英語でnettleと言います。
パッと見て青ジソのような形と色をしている背の低い草で、道端に普通に生えているのですが、これが恐ろしい草で、少し触っただけでもう我慢できないくらいチクチク痛くなるんです。
バラのとげなんかが触って「チクッ」と一瞬痛いのと違い、何かの毒物がかかったかのようにいつまでもいつまでもチクチクひりひりし続けます。
よーくよーく見てもほとんど見えないくらいの白くて小さい産毛のような針がその触った部分にびっしりついていて、水で洗おうがこすろうが取れません。
何か特効薬はないものでしょうか。
我慢できず、持って来ていた虫さされの「ム○」を塗ってみたことがありますが、まったく効きませんでした。やっぱりね。
それ以来、歩いていて似たような草を見つけると必死でよけるようになってしまいました。
アンデルセン童話の「12わのはくちょう」で、12人の兄が白鳥にされたお姫さまが魔女の指示でこのイラクサを集めて糸をつむいでそれで上着を編んで呪いを解こうとする――というのがありましたが、バラのとげのようなものを想像していた私はその実物を見て(そして痛さを知って)ああ、さぞかし辛い作業だったんだなあ、と改めて同情したのでした。

kaoriさん、貴重な情報をありがとうございます! 
そんな特効薬があったなんて助かった~。皆さんもコメントをご参考に。↓
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イギリス旅行に関してこれだけは自慢したい、というのがストーンヘンジです。
私がストーンヘンジに行ったのはかなり昔のこと。その頃はサイト内に普通に入れてもらえたんです。
ソールスベリからの一日バスツアーに飛び込みで参加して、ストーンヘンジとその周辺の観光、というコースを周ったのですが、そばの駐車場でバスを降りるといきなりそのままどんどんとストーンヘンジの「中」へ案内されて。
ほんとに入っちゃっていいのかな、と思いつつも石にも触り放題、写真は撮り放題をやっちゃいました。一人参加だったので、他のツアー客に頼んで石と並んで写してもらったり。小雨模様の中、足跡はつかないのか心配でしたが。
これが数千年も前からここに立っているストーンサークルの石…と思うだけで、まさしく異次元体験です。不思議な時間感覚を堪能できました。
その後、やはりと言うか、保存のために立ち入りはできなくなり、観光と言っても少し離れたところから遠目に見られるだけになってしまいました。時期的にはギリギリだったと思います。
う~ん、ラッキーな体験だったと言うしかないですね。
イギリスでも日本と同じく、あちこちに禁止表示を見かけます。
「関係者以外立ち入り禁止」を英語では「PRIVATE」って言うのか、という発見をしたり。
でも、気がついたんです。禁止しているってことはそれをやろうとする人が少なからずいるからだって。
Conwyの城壁の海に面した所で、どう見ても危なくて近寄りたくないようなハシゴ階段に「危険だから降りないように」と書いてあって、これは見てわかるだろうに…と思ったり。
Shrewsburyの宿で、イギリスではお馴染みの壁にとりつけたパネル式暖房機の上に「ここに洗濯物をひっかけて乾かさないように」とわざわざ書いてあって、イギリス人はやっぱりそうやって乾かそうとするのか、と逆に教えてもらうことになったり(それは電気式だったので、確かにやめたほうがよさそうでしたが、いつものガス式の金属製?のだったらきっとOK)。
もっとセコイ話では、Tywynのホテルの部屋で「お茶のカップを直接家具の上に置かないで、必ずコースターのある定位置に置くように」なんて貼ってあって、サイドボードなど所構わず熱いお茶の入ったカップを飲みさしては置いてしまって丸い跡を残して行く客にキリキリ思っている宿の奥さんの顔が浮かんで笑ってしまったり。
ロンドンで見た、「犬の落とし物は飼い主の責任で持ち帰りましょう」という看板は、ペットのマナーが素晴らしいと絶賛されているイギリスでもこれが必要なんだ、ということを教えてくれました。
こういう禁止事項は、いかめしいだけでなくその裏側にあるちょっとおバカな一面というのが見えて、時々楽しくなるのでした。
ウェールズの鉄道路線のうち、中央を通るカンブリア線は、ルート的にはメインのように見えるものの、単線で本数も少なくてローカル線の風情がたっぷりと味わえます。
ここを走るディーゼル車の汽笛が面白いんです。
トンネルや橋を通過する時などに鳴らす汽笛が、普通は1音のところを2つの音で鳴らすんですが、それが聞き覚えのあるあのメロディー(?)なんですよ。
サッカーの応援歌としても有名な「アイーダ」の頭の2音。
それを汽笛の音で鳴らすんで、まあ威勢のいいこと。
これがどこかのサポーター集団の乗っている列車だったりしたらさぞ盛り上がるだろうな、と思ったわけです。
私もつい、心の中でその続きを歌っていたくらいで。
私がウェールズに行くのは2月3月が多いので、イースターかその直前、つまりオフシーズンの最後の頃になります。そうなると、シーズン前の準備期間ということで、ホテルや観光地はペンキを塗ったり建て増ししたり、そして道路も工事で大忙し。
そんな中、珍しい工事を目撃しました。PorthmadogとCaernarfonを結ぶ幹線が、道路の拡張工事を長い区間に渡ってやっているのをバスから見ていたら、その拡張の最後の作業、石垣積みをやっているところを発見。
2車線から4車線へ広げるためにはまずは道路を両側からはさんでいる石垣を取り除け、道路の拡張がすんだところで新しく道路の脇に石垣を作ってそれでようやく道路は完成するってわけです。
これって大変な作業ですよ。どう見ても手作業だし、石はその古びた感じから見て、以前の石垣の石をそのまま残しておいて積み直しているようです。
小雨の降る中で、10人ほどのおじさんがグループを作ってせっせと石を積んでいて、これは、全部完成するまでに何日かかるんだろう…と心配になりました。
あれから3年。もちろん、もう完成してますよね?


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