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        ウェールズ、そしてイギリス全般の旅の個人的な感想や体験、雑談を紹介していきます。             ウェールズ情報関係は本館「WALES-CYMRU」も参考になさってください。

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イギリスの1ポンドコインは、毎年デザインが違うものが発行されるのですが、基本的にスコットランド、ウェールズ、北アイルランド、イングランドの4つと連合王国というサイクルで5年ごとに新しいテーマでデザインされるようなんです。
たとえば紋章シリーズだと、スコットランドのライオン、ウェールズのドラゴン、北アイルランドのケルト十字、イングランドのスリーライオン、そして連合王国デザインというふうに。
笑ったのは、小王冠に挿した花、というデザインだった時。他がアザミや亜麻や樫の木なのに、ウェールズはネギ! いやあ、ネギのデザインのコインって、珍しいですよねえ。しかも王冠との取り合わせだし。
で、最新のシリーズは鉄道橋。
21世紀を意識したのかそれまでのクラシックなデザインとはまったく違う近代的なものです。
2004年はフォースブリッジで、2005年は私の好きなメナイブリッジ。そして今年は北アイルランドのエジプシャンアーチブリッジ。
これだけ渡ったことがないです。て言うより、北アイルランドに行ったことがないんですが。
けっこう斬新というか、これは本国での評判はどんなものでしょうね。
画像で見たい方は、王立造幣局Royal Mintのサイトでどうぞ。ここの画像では金ぴかに見えますが実際は銀色です。
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旅行中、サイフのコインを見ていて、妙なことに気づきました。
5pコインに、ガーンジーGuernsey の名前があるんです。エリザベス女王の顔は同じなんですが、その横には別の紋章がついているし。
さらに、別の時には10pコインに今度はジャージーJersey の名のあるものが。
どちらも片面には女王の肖像があって、大きさも英国のコインとそれぞれまったく同じなので一見しただけではわからないところがまた謎。
これは使えるのだろうか…と思ったりしたんですが、現にどこかで(イギリス国内で)これをお釣りとしてもらってるわけだし、使えるよね~、と思いつつ、結局記念にとっておくことにしました。
後で調べると、この二つの島はどちらもチャネル諸島の中の島なのにそれぞれ自治権のある「国」だったんですね。
通貨もガーンジー・ポンド、ジャージー・ポンドって。びっくりでした。
連合王国の中には入らないけど、英連邦の一員として、外交・軍事は本国に含まれている、と。
う~ん、ややこしい。
それで、このコインは使えるの? 使えないの? → 回答はこの下のコメントで
初めての旅の時、知らぬがナントカの私は周囲のバックパッカーたちをお手本にしてけっこうヒッチハイクをやってたんです。
ユースホステルだけを使う旅ではどうしてもそういう空気になってたというか、そういう時代だったんでしょうね。
3ヶ月の一人旅もそろそろ終わりかけの時、私はウェールズを後にしてロンドンとその周辺に戻るところでした。
乗りたい列車が本数が少なくて、一度は駅まで行ったものの、待つくらいならヒッチハイクをしてみようか、と、悪い意味で慣れてしまっていた私は思ったんですね。
目的の町まで10キロ足らず。停まってくれたのは軽トラックでした。30代くらいの人で、近くに農場を持っていると話してくれました。
まだ全然ウェールズの歴史的なことも知らずにいた私は、おじさんに、ウェールズ語って今でも使われているんですね、って話をふったんです。
ほら、標識とか全部二ヶ国語表記だし、って。
おじさんはウェールズ語も話せるんですか、って尋ねると、その人は急に悲しそうになって、自分は話せない、って答えるんです。
「今の子供たちは学校で習うけど、自分はウェールズ語が使えない時代に育ったから」
なんだか悪いことを聞いてしまったんだな、ってすぐにわかって、反省したんですが。
ヒッチハイクで乗せてもらったら話し相手をするのが礼儀だ、と思って、つたない英語でなんとか話をしようとしていたわけなんですが、これからは不用意なことを言わないようにだけはしないと、とつくづく思いました。
でも、その旅ではヒッチハイクはそれが最後となり、それっきり私はどこへ行く旅でもヒッチハイクをすることもなく、そのうち、ヒッチハイクは危険という時代に変わっていきました。
私のヒッチハイクは、だからそんな淋しい思い出のまま、止まっているんです。
予算ギリギリの旅行ばかりしている私たちは食料は現地スーパーを最大限に利用することになっています。
日本と違うこともあれこれあって、これもとても楽しみなんですが。
そんな中で店の存在そのものに驚いたのが「Iceland」というスーパー。アメリカのチェーン店らしいです。
普通のスーパーに見えて入ったらびっくり。売っているのが冷凍食品ばっかりだったんです。ものの見事に。
ドリンクなんかはさすがに別枠で売っていましたが、店内はそのまま冷凍ケースだけ。
肉や野菜などの食材が半分、あとの半分は調理品、半調理品で、こちらは日本でも最近増えてきたとは言え、レンジでチンするだけで食べられるものがフルコース揃えられる勢いです。
驚きつつ「見学」して、我々が買ったのは牛乳とアイスクリーム。
暑かったので列車の中でちょっと食べようと思ってたのが、甘くて大きなアイスロールケーキに苦労することになりました。大急ぎで完食したけど。
アイスランドという名前に大いに納得したのでした。

公式サイト(リンク>>)にはぴったりの言葉がありました。
"Life's too short to stuff a chicken or calculate complicated cooking times, so we've done all the hard work for you!"
お忙しいあなた、肉の下ごしらえをしたり調理時間を考えたりなんて、やってられませんよね。面倒な作業は全部当店にお任せあれ!
BBCのニュースサイトはいつもお世話になっているのですが、面白いコンテンツを紹介します。
道路の監視カメラの映像をサイト上で見せてくれるんです。
ウェールズの北海岸線あたりと、南ウェールズの主要道路のスポットごとにあるカメラの映像です。といっても動画ではありませんが、ほぼリアルタイムの様子が刻々と見られます。
私はやっぱり行ったことのある場所を覗いてみたいですね。
ほんとにリアルに、ウェールズにいる気分になれるかも。
私のおすすめは、アングルシー島に渡るメナイブリッジのたもとを写しているカメラです。
手前のパブの前庭も見えてなかなかいいスポットですよ。
この間見た時は雨が降っていてカメラのレンズに水滴がついてよく見えないところがまたリアルでよかったです。
さらにおもしろいのは、それぞれの監視カメラごとに一般からのコメントが付けられるようになってて、「○○さん、また遊びに行くね」とか「外国にいて故郷の映像が見られるのは嬉しいな」とか「おーい、○○さん、いつもこっちから見てるからたまには手を振ってくれ」なんて非常に個人的な書き込みばかりで愉快です。
北西ウェールズのリンクはこちらです。
なお時々故障で映らないこともあります、なんて書いてあるのがまたイギリスっぽくてリアル。


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