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        ウェールズ、そしてイギリス全般の旅の個人的な感想や体験、雑談を紹介していきます。             ウェールズ情報関係は本館「WALES-CYMRU」も参考になさってください。

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イギリスでは各地でハクチョウを見ます。そこで飼われているのではなく、野生のハクチョウです。一応。
なぜ一応かというと、野生だけれど、全部女王さまの持ち物だからなんですね。
一部、民間の(と言っても伝統的に決まっている人ですが)ハクチョウもあるんですが、基本的には王室の財産。昔はハクチョウは豪華食材だったからです。
毎年夏になると、1年目のヒナ(と言っても体は成鳥)のくちばしに王室のものだという印を入れる行事があったり、ハクチョウと言えど、なかなかの格式があるんです。
それはそうと、イギリスのハクチョウはけっこう積極的に人間に近づいてきます。時には威嚇、時にはエサ欲しさ。
ウェールズに行くためのベースキャンプとしてWorcesterウースターに泊まった時、この町のウーズ川にいるハクチョウの一段は迫力がありました。
川岸でエサを撒いている人を見て真似をしたくなり、荷物に入れていたふがし(黒糖味)を試しに撒いてみたんです。
すると、さっきまでパンをもらっていた彼らはどどっとふがしに突進してきました。
そんなにおいしかった?
他の水鳥たちとぐちゃぐちゃになって争いながら食べようとするハクチョウに恐れをなして私たちはそこを退散したのですが、橋の上に出てみると手書きの交通標識がそこにありました。
「ハクチョウに注意」…橋を渡る車に、同じく橋を横切って低空飛行するハクチョウがぶつかりそうになるらしいです。
やっぱり、ハクチョウには注意が必要ですね。
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ロンドンからウェールズ北部を目指す時に通りかかることが多い街、バーミンガム。イギリス第二の大都市です。
そこで、コーチで高速を走っていたりすると、案内標識があるわけですが、限られたスペースに「○○まで△マイル」というのを書かなくちゃいけなくて(2、3ヶ所一緒に)、そうすると地名が長いものは大変なわけです。
日本語の地名のようにコンパクトにはいかないので、なんと、この地名を短縮するという荒技がありました。
Birmingham を、B'ham みたいにして。
いきなりこれを見ると悩むかもしれませんが、その近隣で見る限りどこのことかわかるということなんでしょう。
他にも、近くにある Wolverhampton 。長い!
これを W'hampton ならまだしも W'ton と書いてあるのも発見してちょっとこれはやりすぎでは、と思いましたね。ほとんどなぞなぞ。
そう言えば先週から騒ぎになっているイギリスの航空機同時多発爆破テロ未遂事件。
で、現地の新聞…と言って映っていたそこには、「犯人グループは Brum 在住か?」とあって、はて、Brum とは何?と頭をひねってしまいました。
でも、調べてみるとこれがバーミンガムの愛称とわかり、街に愛称とは!とまたもや驚くことになりました。
バーミンガムっ子はBrummie って言うんですね。ついでとは言え、また一つ覚えちゃいました。
イギリスではゴミの分別ってしないんでしょうか。
日本に住んだことのあるイギリス人が、「日本はゴミの分別がうるさくてかなわない」と不満を言っているのを目にしまして。
どんなにうるさいのかと思ったら「燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミ」の4つだって。それは最低限に近いですよね、日本では。
ということはイギリスではやらないのかな、と思った次第です。
旅行者にはわかりにくい部分なので、今も謎になっています。
でも、街中にいきなりゴミのコンテナが並んでいるのはあちこちで見かけました。
ロンドンでは、ビンのコンテナが色別に並んでいましたし。
「green」「blue」「brown」みたいに。
それはやはりリサイクルのためですよね。
ビンだけはきちんとリサイクルするのかな?
鉄道発祥国のイギリスですが、初めて行った時に驚いたことがあります。
それは鉄道駅が町の中にないこと。
町は駅とはまったく関係ないところにあって、鉄道を利用する時だけ町から離れて駅に向かう…というようなところが本当に多くて、驚く上に不便で困りました。
でも、しかたなかったようですね。
町がもうちゃんとあったわけで、それを取り壊してまで鉄道を引くということをしなかったとなると。
でも、それはそれとして、駅が後からできたならその駅の周囲にもまた新しく賑やかな繁華街ができそうな気もするんですよね、日本の感覚では。
それが、町によっていろいろとは言え、たいていは駅が淋しそうにぽつんとあって、町はどこ?…という感じです。
だから逆に、駅を出たらすぐ前に町があったりするとちょっとした感動があります。そういう町は数えるくらいしか知らないのですが。
Cardiff, Conwy, Rye, Inverness, Birmingham, Falmouth などなど。
もっと困るのは、同じ町に駅が2つかそれ以上ある時です。大きな町なら当たり前、と思いきや、それぞれの駅が違う路線で、同じ町なのに駅が繋がってないこともあって。
WrexhamとDoverとBirminghamがそうでした。町を横断して乗り換えなんて。慣れない旅行者にはもう一大事です。
あ、その最たるものがLondonですけどね。
イギリスとアメリカで同じものでも違う呼び方をするものが色々あるのは有名ですよね。
英語から来た日本語でもよく似たことがあるんです。
それは「セーター」。
ウェールズに向かう前に寄ったチェスターで、珍しく私はちゃんとした買い物をしました。ウィンドーにあるのを見て衝動買いしてしまったコットンセーターです。
あまりに嬉しくて、旅行中にもう引っぱり出して着ていたんですが、次に向かったブライナイ・フェスティニオグの町で、暑くて脱いでいたそのセーターをバスの中に置き忘れてしまったんです。あせって駅のバスターミナルに向かうと、私が乗った時と同じ運転手さんが、そこで時間待ちをしていました。
「忘れ物、ありませんでしたか? セーターなんです」
ここ、たぶんそれまでの私の知識ではsweaterと言っていたと思います。しかし、チェスターで買った時、私は店で見てしまいました。セーターのことをjerseyと書いてあったのを。
何度見直しても、別のセーターの札を見ても、セーターには全部こう書いてあるので、どうやらイギリスではこれがセーターのことらしい…とちょうど覚えたばかりだったというのが幸いしました。
で、運転手さんにも、jerseyを置き忘れたと言ったところ、彼はうなづいて、中から私のセーターを持ってきてくれました。
まあ、sweaterと言っていても話は通じたかもしれません。
でもそれでも、知っておいてよかったな~、とつくづく思ったのでした。


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