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        ウェールズ、そしてイギリス全般の旅の個人的な感想や体験、雑談を紹介していきます。             ウェールズ情報関係は本館「WALES-CYMRU」も参考になさってください。

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イギリスの鉄道の特徴を挙げると、その中で外せない一つがテーブルです。
4人向かい合わせのボックスシート、その間に大きなテーブルがどん!とあるんです。食堂車のテーブルみたいなのが、普通の座席にあるわけですね。
まるでこたつをはさんで向かい合うみたいに、見知らぬ乗客と向かい合っている図というのは、なかなかびっくりします。
日本のだと、窓辺に手のひらサイズくらいの出っ張り状の台がある程度ですよね。または前の席の背から出す折りたたみテーブル。
それに比べたら、イギリスの列車のテーブルは、すごい存在感です。
窓側に座ると、通路側の人にいちいち立ってもらわない限り出られないわけですし。
でも、これはなかなか便利でもあります。食べたり飲んだりの時も余裕を持って広げられてゆったりと食事できるし、新聞を広げて読むのもクロスワードで遊ぶのも自由自在。
イギリス人は列車で相席になっても大抵は話しかけることもなくお互い素知らぬ顔をしている傾向がありますが、こうやって同じテーブルについている状態でいると、なんだかそれでもどことなく繋がっているような仲間意識のような感覚があって、その微妙さが面白いです。
子供とパズル本を広げて解き始めると、向かいの紳士がなんとなくちらちらと覗いてきたり、犬をテーブルの下に伏せさせている人と犬の話題になったり。
最新の列車にはないし、昔のコンパートメントの車両にもないことが多いし、イギリスの鉄道の歴史の、ある時に登場したこのテーブル座席が今も車両ごと残されてるってことなんでしょうね。
いずれ消えていくとは思いますが、時々思わぬところで出会えるのが嬉しいです。
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