新１ポンドコインいよいよ登場

 イギリスの新しい１ポンドコインが今年2017年3月28日から流通し始めました。
少しずつ手にすることになるとのことで、これまでの１ポンドコインは約半年後の10月15日をもって使えなくなります。

それ、大変だー！



なんと12角形で色は２色。
いつもバラバラに使われていた４ヶ国のシンボルはまとまっています。
おなじみの「バラ」「リーキ」「アザミ」「シャムロック」が４本一緒に小王冠に入ってますね。仲良し。
公募で選ばれたデザインは十代の少年、デイビッド・ピアースさんのもの。

イギリスのコインは偽造が多くて、１ポンドコインの３０枚に１枚は偽者なんだとか。
それはヒドイな。
で、新コインは偽造が少しでも減るようにいろいろ手を打ったものになっているそうです。
うまく効くといいですねえ。

なお裏面の女王さまの肖像はまた新バージョンとなり、これで５つ目になります。
あまり歳を取り過ぎないようにしてあげてください。女性ですから。

最後にもう一度。
お手持ちの１ポンドコインがあったら早めに使っちゃってください。
期日が過ぎた場合は銀行で替えてもらえると思いますが。

【訃報】女王のコーギー逝く・残るは１頭

悲しいお知らせです。
エリザベス女王のコーギー愛は有名ですが飼っている２頭のコーギーのうちのホーリーが10月に死亡したと発表があり、残るのは遂にウィローだけになりました。
例のドーギー（ダックスとのミックス）２頭、キャンディとバルカンは健在です。
女王ご自身の高齢もあってもうコーギーは新たに飼うことはしないと発表されています。
コーギーとその他の飼い犬たち、そして女王ご自身も健やかにお過ごしください。

懐かしのユースホステル

相変わらずのストリートビューで各地を巡っていた時です。行き先はスコットランドのとある町。
初めてイギリス旅行をしてスコットランドで最初に泊まったユースホステルを特定しようと、古い記憶を頼りに高台の住宅街をぐるぐる移動していました。
そこはずいぶん前にユースホステルは廃業していたことは知っていました。
どうなってるかな、建物はそのままあるかな、と思いつつ順に進んだところに見覚えのある建物が。
しかも道路からの入り口の表示板にはＧｕｅｓｔＨｏｕｓｅの文字が。宿として使われていることになぜか安心しました。
しかしググってみるとそのゲストハウスの客室は4室とのこと。当時は80人定員でしたからその差には驚くばかりです。
まあ二段ベッドがぎっしり入っていた客室が今は大きくて豪華なダブルベッドの部屋になっているわけですからその差なんですけどね。
町の中でも高級住宅街の雰囲気だったこともあって宿泊費もやや高めでした。
もしこの町を再訪してもここに泊まるかは微妙ですね。思い出は思い出で残しておきましょう。

Google Mapの旅・番外編

ストリートビューを使って、未知の場所をバーチャル体験する遊びをしている一方で、過去に実際に訪れた場所を懐かしむために見に行くこともあるんです。
特に、初めての海外で初めてのイギリス旅行をした時に行った場所は懐かしさもひとしお。
ただ年月が経っているために変化も大きいことがあって特定が難しい場合も多くて。
その1つ、スコットランドのインバネスで泊まったユースホステルが、その後移転してしまったせいで場所の特定ができなかったんですが、古いガイドブックが発掘されて具体的な住所がようやくわかり、ストリートビューで表示したところ、その建物が足場に囲まれていて屋根部分は解体済み、つまり撤去工事中の姿が表示されていたんです。
撮影の日付は今年の9月。つまりつい最近です。
とはいえ、今頃はおそらくもう工事は終わってこの建物は無くなっていると思います。

思い出の場所が、消える寸前に私とこうして接点を持ってくれた不思議な巡り合わせにしみじみしてしまいました。

万引き防止タグ

おみやげにスーパーでいつもティーバッグの大袋、大箱をいくつも買うのですが、2011年の旅行で初めて気づいたのが、そのティーバッグ商品につけてある万引き防止タグでした。
日本だと本屋さんやＣＤショップで見るくらいで、まさか食品系でついているのはないと思うんですが。
全部を確認したわけではないのですが、私が買うような何百パック入りの大きな袋、箱には高級ブランドでない家庭用のものにも全部ついているんです。
・・・てことは。紅茶の万引きがそれくらい警戒されているってこと？
紅茶が貴重品だった数百年前ならともかく。
そこまでなら「へー」で終わった話ですが、そう驚きながら買い物をしたロンドンの外れの大型スーパーで我々はまんまと出口ゲートでそのタグが反応し「ビーーー！」と鳴ってしまったんです。側にいた警備員のおじさんがさっと近寄ってきて、レシートを、と言うのですぐに見せ、おじさんはその場でタグを外してくれましたが。
要は、レジの人が会計の時に外すべきだったタグを外し忘れてたんですね。
思わぬハプニングで、このタグが決して見せかけのものではないことまで知ってしまったのでした。