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        ウェールズ、そしてイギリス全般の旅の個人的な感想や体験、雑談を紹介していきます。             ウェールズ情報関係は本館「WALES-CYMRU」も参考になさってください。

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イギリスはさすがの犬大国。世界各地の犬種まで網羅して、多くの種類の犬が飼われています。
日本の犬ももちろんその中に含まれています。しかもかなり以前から。王室で狆(Japanese Chin)のブリーダーを熱心にやっていたエドワード7世と王妃アレキサンドラのことは本館にも書いたとおりです。
しかし、中でも人気なのがアキタこと秋田犬らしくて。
犬の月刊誌を見ても犬グッズのカタログを見ても、かなり大きく扱われています。
そして、実際にイギリスでアキタを見た時、おや?と思ったんですね。
日本で言う秋田犬と、なんだかイメージが違うんです。
街を散歩しているアキタの仔犬(生後半年くらい)を見て、「うわ~、もこもこ!」と思ってしまったんですね。
大型犬の仔犬が足がぶっといのは有名ですが、その太さ具合が、ぬいぐるみのそれなんです。毛足も長めで全身均一で。
もこもこで可愛いのは間違いないんですが、なんだかこれは違うぞ、と。
調べてみると、アメリカにまず広められた秋田犬はもはやアメリカン・アキタと言うべきだろうという議論があるくらい別の犬種っぽく作り変えられてしまったようなんです。
イギリスにいるのは、そのアメリカ経由のアキタなんでしょうね。
う~ん、愛玩犬になっちゃったのか、秋田犬。
可愛い。でも、残念な気も。
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初めての旅の時、道で転んで足首をひねってしまったことがあります。
冷やしてみたりもしたんですが、どうも痛みがひどくなってきて、これは病院に行ったほうがいいということになり、旅の途中で知り合って住所を教えてくれた女性に相談することを思いつきました。
まず電話してわけを話し、ロンドンにその人を訪ねたんですが、さて、旅行者が病院に行くのって何かやっかいなことはないのか、お金はたくさん必要か、とか心配していたら、その人は「パスポートがあれば大丈夫。お金もいらないから」って言うのでびっくり。
半信半疑で総合病院に連れて行ってもらったんですが、あっさりと診てもらえてしかも本当に無料。
「だってそういうシステムなんだもん」と、自分もドイツから来て働いているその女性は言うんですが。
当時の制度は今は変わってしまって、さすがに無料ということはないと思うんですが、あの時は本当に助かりました。ありがとうサッチャーさん。(?)
All Day Breakfastというメニューがあるんです。そのまんま「一日中朝ごはん」。
イギリス料理でもっとも人気と定評のあるフル・ブレックファーストを時間に関係なく出してくれるわけですね。
コースになっていてオレンジジュースとシリアルから始まるのかは未確認ですが、とりあえずタマゴとベーコン・ソーセージ、ベイクトビーンズとマッシュルームなんかが一盛りになったお皿とカリカリトースト、それに紅茶またはコーヒーが出て来るのは間違いないと思います。
日本で言うと大衆食堂的なカフェなんかでよく見ますが、一度エジンバラのあの高級ショッピング街、プリンシズ通りのお店でこれを見つけました。しかも3段階になっていて、アイテムが6種8種10種となっているんです。
な、何が増えていくんだろう…。気になる気になる。
Llandudnoのカフェで見たのは、オレンジジュース、タマゴ、ベーコン、ソーセージ、揚げトースト、ブラック・プディング、トマトまたはビーンズ、トースト、紅茶またはコーヒーで£4.75でした。(2003年当時)
ところが一方、「一日中午後のお茶」というのもあるんですね。
All Day Afternoon Tea。これはウェールズの何ヶ所かで見かけました。
アフタヌーンティーというのはお茶と一緒にお菓子とサンドイッチが出てきてこれでワンセットです。
この名前ではなかったのですが、日もとっぷりと暮れた午後6時、歩き疲れて通りかかった店で「アフタヌーンティー」の看板を見つけ、ダメもとで聞いてみたら「大丈夫」とのこと。ほとんど夕食のつもりでいただく感じになりましたが、本当においしかったです。
名よりも実を取る、っていうのはこういうことかな。
イギリスの鉄道の特徴を挙げると、その中で外せない一つがテーブルです。
4人向かい合わせのボックスシート、その間に大きなテーブルがどん!とあるんです。食堂車のテーブルみたいなのが、普通の座席にあるわけですね。
まるでこたつをはさんで向かい合うみたいに、見知らぬ乗客と向かい合っている図というのは、なかなかびっくりします。
日本のだと、窓辺に手のひらサイズくらいの出っ張り状の台がある程度ですよね。または前の席の背から出す折りたたみテーブル。
それに比べたら、イギリスの列車のテーブルは、すごい存在感です。
窓側に座ると、通路側の人にいちいち立ってもらわない限り出られないわけですし。
でも、これはなかなか便利でもあります。食べたり飲んだりの時も余裕を持って広げられてゆったりと食事できるし、新聞を広げて読むのもクロスワードで遊ぶのも自由自在。
イギリス人は列車で相席になっても大抵は話しかけることもなくお互い素知らぬ顔をしている傾向がありますが、こうやって同じテーブルについている状態でいると、なんだかそれでもどことなく繋がっているような仲間意識のような感覚があって、その微妙さが面白いです。
子供とパズル本を広げて解き始めると、向かいの紳士がなんとなくちらちらと覗いてきたり、犬をテーブルの下に伏せさせている人と犬の話題になったり。
最新の列車にはないし、昔のコンパートメントの車両にもないことが多いし、イギリスの鉄道の歴史の、ある時に登場したこのテーブル座席が今も車両ごと残されてるってことなんでしょうね。
いずれ消えていくとは思いますが、時々思わぬところで出会えるのが嬉しいです。
自分で宿を見つける旅をするには、いろいろと覚えることがあります。
つまり宿探し専門用語です。
私は主にB&Bに泊まるので、B&B用語とも言えますね。(一応本館のほうにリストを載せています)
その中でも重要な一つが「en-suite」です。たぶん「アン・スイート」と読みます。
スイートルームという語は日本でもよく使われますが、この場合セットになっているのはベッドルームとバスルームです。(スイートsuiteとはセットのこと)
つまり、日本のホテルなんかはほぼ全部がアン・スイートです。
これは普通、バスルーム付き、と訳されると思いますが、肝心なのはバスルームが自分の部屋の中にあるのか、外にあるのかということです。
外にあるバスルームは他の部屋の客と共有で使うpublic bathroomがほとんどで、トイレも、風呂・シャワーも共同。
これを嫌う人のほうが日本人には多いのか、ガイドブックではひどく評判悪いようですが、予算内に納めるためには我々は気にしません。あればよし、というところで。
なにしろホテルではなくB&Bやゲストハウスです。そうそう客室は多くないから、共有する人数だってわずかです。かち合うことも少ないです。特にシーズンオフで空いてたりすると。
部屋の外にあるバスルームにはprivate bathroomというのもあります。
これは一度ドアから外に出るけれど、他人は使わない、自分たち専用のバスルームです。
これならアン・スイートでなくても問題なしですね。夜中はちょっとイヤだけど。
それにしても不思議なB&Bがありました。
客室は3室。うち2室がアン・スイートで、残り1室がpublic bathroom(共同バスルーム)だと書いてあるんです。
これならprivate bathroomになると思うんだけど…?


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