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        ウェールズ、そしてイギリス全般の旅の個人的な感想や体験、雑談を紹介していきます。             ウェールズ情報関係は本館「WALES-CYMRU」も参考になさってください。

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旅の途中で家族や友達に絵葉書を出すんですが、それで当然郵便局にたびたび行くことになります。
ウェールズの小さい町を回っていると、専用の郵便局はあまり見かけません。スーパーの中に郵便局コーナーがあったり、おみやげ屋さんの奥にカウンターがあったり。つまり、兼業ですね。
一方、イングランド側でちょっと大きな町へ行くと、そこの郵便局は明らかに専用の郵便局なんだけど、今度はその中にコンビニのようなコーナーがあって、封筒、便箋、パッケージなど、またグリーティングカードや小さなギフト、それに筆記具などのちょっとした文房具を売っているのによく出くわします。こちらは郵便局の中に店、という感じで。
そこで売っている絵葉書を買ってその場で書いたこともあります。あとは窓口に持って行くだけ。
たしか、イギリスの郵便は民営化されましたよね、名前はRoyal Postでも。その関係もあるかもしれませんが、兼業はそれ以前からあったので、ちょっと謎。要は便利ならいいかな、って思ってます。
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この季節、イギリスではブラックベリーが色づき始めた頃でしょうか。
初めてのイギリス旅行の時、よくこれを摘んで食べたので、懐かしいです。
ブラックベリーを見たのはその時が初めてだったのですが、野山でいきなり勝手に摘んで食べてもいいものなのか、その時も疑い半分だったんですね。
私に食べるように勧めてくれたのは地元の男の子で、「いいの、勝手に食べても」って言うので農地の端、パブリックフットパス沿いに生えているブラックベリーの藪を見つけるたびに立ち止まってはつまんでました。
その後も各地でブラックベリーが実っているのを見つけるたびに食べていたのでしたが。
オックスフォードの街中でも、ネス湖のほとりでも。
今でも、ちょっと心配なんですよね。
初めてのイギリス旅行の時は時間だけはたっぷり余裕があって、一人で「今日は何をして過ごそうかなあ」なんて思いながら各地の町や村をブラブラしていたのですが、スコットランドのインバネスに泊まっていた時に、ふと図書館を見つけたんですね。
街中にあるインバネス城と隣り合わせの建物の中にあって、通りすがりの外国人でも利用できるのかな、とおそるおそる入って行ったのですが、受付の人に聞くと貸し出しはできないけど閲覧は自由にどうぞ、とのこと。
すごい。外国に来て、図書館で本が読めるなんて。
ランサムの「海に出るつもりじゃなかった」を見つけて、時間を忘れて読みふけってしまいました。
まあ、さすがにこれだけで一日を過ごすのもどうかと思って途中で切り上げましたが、いや、貴重な体験だったと思います。
満員列車なんて日本では珍しくなくてもイギリスにはないだろう、と思ってました。
でも、体験してしまったんです。
バーミンガムからチェスターへ、鉄道で向かおうとした時です。長い編成のインターシティに乗って、さあ、後はゆっくりとチェスターまで、と席に落ち着いて数分、次のウルバーハンプトン駅で、なぜだか全員降ろされてしまったんです。
わけもわからずに他の乗客たちと一緒に駅のホームをぞろぞろと移動して、駅の中でも一番外れにある短い引き込み線ホームに案内されました。
そこに停車していたのは、2両編成のローカル列車。
なぜこれに乗らないといけないのか…?
それさえもわからないまま、それでもその列車の表示がチェスター行きであることだけ確認して乗り込んだのでしたが、さっきのインターシティの客が全員これに乗れるものか、考えてみればわかりますよね。長距離の客だけに大きな荷物を持つ人も多く、もうこれ以上詰め込めません、というほどギュウギュウになって、本当にチェスターに着くのか半信半疑のまま約1時間、列車に揺られて行きました。
後で考えると、これは英国鉄道のお得意の急な列車運休というやつだったようで、車両故障か何か知らないけれど、メインの路線とは外れた、ウェールズ国境沿いの単線に振り替えられたってことだったようです。
もともとこの列車に乗っていた地元の人たちもきっと驚いたと思います。いつもならのどかなだけのローカル線に、よそものが嵐のように押し寄せたんですから。
でも、みんな、迷惑そうと言うよりはこの異常事態をむしろ面白がっているような変な連帯感が生まれたようで、まあ、こんなこともたまにはあるさ…とでも言うように、コトンコトンと運ばれて行ったのでした。
チェスターには着きましたよ。予定よりかなり遅れて。予約した宿には大遅刻しちゃいましたけどね。
ウェールズを初めとして、地方へ行って野山をウォーキングするのを楽しみにしている私ですが、そんな時に最大の敵となるのがイラクサです。
英語でnettleと言います。
パッと見て青ジソのような形と色をしている背の低い草で、道端に普通に生えているのですが、これが恐ろしい草で、少し触っただけでもう我慢できないくらいチクチク痛くなるんです。
バラのとげなんかが触って「チクッ」と一瞬痛いのと違い、何かの毒物がかかったかのようにいつまでもいつまでもチクチクひりひりし続けます。
よーくよーく見てもほとんど見えないくらいの白くて小さい産毛のような針がその触った部分にびっしりついていて、水で洗おうがこすろうが取れません。
何か特効薬はないものでしょうか。
我慢できず、持って来ていた虫さされの「ム○」を塗ってみたことがありますが、まったく効きませんでした。やっぱりね。
それ以来、歩いていて似たような草を見つけると必死でよけるようになってしまいました。
アンデルセン童話の「12わのはくちょう」で、12人の兄が白鳥にされたお姫さまが魔女の指示でこのイラクサを集めて糸をつむいでそれで上着を編んで呪いを解こうとする――というのがありましたが、バラのとげのようなものを想像していた私はその実物を見て(そして痛さを知って)ああ、さぞかし辛い作業だったんだなあ、と改めて同情したのでした。

kaoriさん、貴重な情報をありがとうございます! 
そんな特効薬があったなんて助かった~。皆さんもコメントをご参考に。↓


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