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        ウェールズ、そしてイギリス全般の旅の個人的な感想や体験、雑談を紹介していきます。             ウェールズ情報関係は本館「WALES-CYMRU」も参考になさってください。

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暑い季節になぜかゆたんぽの話。
ウェールズのB&Bに泊まっていた時、一日遊んで宿に戻るとちょっと風邪をひいたのかノドが痛くなって寒気もして、早々にベッドに入ってたんです。
子供にメモを持たせて宿の奥さんにそう伝えたら、なんと心配してゆたんぽと追加の毛布を持って来てくれました。
そのゆたんぽを見てびっくり。
私が子供の頃よく使ったゴム製の氷まくらとそっくりそのまんまだったんです。こちらは氷水の代わりに熱いお湯が入っているわけです。用途がまったく逆じゃないですか、同じものなのに。
こちらは温度調節のためか手触りのためか可愛いフェルトのカバーが付けてありました。
そのおかげか、翌日はすっかり気分がよくなって無事に旅を続けられました。謎のゆたんぽよ、ありがとう。
別のB&Bでは、バスルームにいろいろと用意されていたものの中に、陶器の徳利のようなものがあって、これ、もしかしてゆたんぽ?とこちらも驚きました。1リットル入りペットボトルくらいの大きさで口は密封できるようになっていて、おそらく寝る時に足元に入れて冷たい足を暖めたりするのかな、と想像したのでしたが、結局暑がりの私たちは使いませんでした。部屋の暖房さえ切ってしまうくらいなんで。
ウェールズだけなのか、イギリスのどこでもあるのかは確認していませんが、ちょっと昔っぽいところが味わいありましたね。
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ウェールズのアングルシー島でバスに乗っていた時、乗客は我々親子だけだったので、運転手さんがいろいろと話しかけてきました。
「日本のどこから来たの?」と聞かれたので「東京」と答えると、「日本人にそう聞くとほとんどが東京って言うね」だって。
そんなに言うほど日本人とこの会話をしているのかな? でも確かに東京都民でなくても、その近郊も含めて東京って答えることは多いかも、と思いましたね。
だって、外国で日本の細かい地名を言ってもわかってもらえないだろうから東京って言っといたほうが親切だし、という話もあるし。
運転手さんは、その答えが嘘っぽいと思ってそう言ってたみたいだけど、よくよく後になって考えてみると、日本の人口が1億2千万だとして東京の人口って1200万人だったんじゃないかな。
そしたら日本人の10人に1人は東京ってことですよね。近郊も加えるならもっと増えるし。
だから、運転手さんにもう一度会ってそう言ってあげたい。
そう言えばウェールズも人口300万のうち30万人がカーディフ…って、同じ割合だぁ。
当サイトの「町の写真アルバム」でも書いていますが、ウェールズにある世界一長い駅名として、Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch
というのが有名ですね。
このページのトップの写真がその駅のホームで、建物中央に小さく見える細長いプレートがその駅名です。
これが58文字あってギネス記録のはずなんですが、最近これより長い名前の駅が同じウェールズに登場したというのを聞いてあわてて調べてみました。
カーディガン湾側の保存鉄道Fairbourne Railwayの新設駅で、こちらは
Gorsafawddacha'idraigodanheddogleddollônpenrhynareurdraethceredigion
と、67文字。もちろん記録更新を狙ってあえてこういう名前にしたようです。
ただ、政府の地図ではこの駅は"Golf Halt"という名前になっていること、それに上で見ていただいた通り、名前の途中にハイフンがあって、一続きの名前とは言いがたいことから、公認の記録とはされていないんだそうです。
ちなみにこちらの駅名の意味は「マウザク駅とカーディガン湾の黄金の海岸にあるノーザン・ペンリン通りのドラゴンの歯」。この「と」が問題なわけですね、きっと。
ふう、大変大変。
ウェールズの北西の端、アングルシー島のさらに奥まった所に泊まった時のことです。
そこからバスに乗って海岸へ向かったのですが、緩やかに波打つ程度の平坦なアングルシーの土地に、点々と風車が見えたんです。
昔ふうのではなく、風力発電のあのとんがった3枚羽の風車です。
ウェールズと言えば、イギリスの産業の発達を支えた電力の供給元です。水力発電の。
険しい山(と言っても1000メートル以下がほとんど)と渓谷にダムが作られて、その電力はイングランドの工業地帯に送られたわけです。
でも、アングルシー島にはダムは作れないですからね、こう平坦では。
それでなのか別の理由か、他の場所では見たことのない風車が広々とした土地に唐突に並んでいる光景はなんだか不思議な感じに見えました。
せめて、地元で使われる電力だったらいいな、とちらっと思ったんですが、実際はどうなのかな。
ウェールズの鉄道路線のうち、中央を通るカンブリア線は、ルート的にはメインのように見えるものの、単線で本数も少なくてローカル線の風情がたっぷりと味わえます。
ここを走るディーゼル車の汽笛が面白いんです。
トンネルや橋を通過する時などに鳴らす汽笛が、普通は1音のところを2つの音で鳴らすんですが、それが聞き覚えのあるあのメロディー(?)なんですよ。
サッカーの応援歌としても有名な「アイーダ」の頭の2音。
それを汽笛の音で鳴らすんで、まあ威勢のいいこと。
これがどこかのサポーター集団の乗っている列車だったりしたらさぞ盛り上がるだろうな、と思ったわけです。
私もつい、心の中でその続きを歌っていたくらいで。


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